中学受験合格

中学受験の不安と疑問

中学受験、思い出すと懐かしさがこみあげてきます。

娘は現在大学で生物学を学んでいます。卒業したら大学院に進む予定です。

地元の中学に行っていたら、そのような道は薦めなかったと実感しています。

中高の6年間をノビノビと過ごして、自然な形で大学受験に臨めたからだと思います。

地元の中学校に通わせると二年生くらいから高校受験対策で大わらわになるものです。

中学三年、15歳という青春真っただ中を受験という暗い思いで過ごさなければいけません。

中学受験は12歳という人生で最も記憶力に優れた年齢での受験となります。

その年齢のときに思い切り能力を伸ばして、受験のときにピークに達していれば、思いがけない難関校にも合格の可能性があるものです。

小学生はなんでもゲーム感覚でとらえるので、算数の難しい応用問題も、地理も難しい漢字や故事成語も、遊び感覚でどんどん覚えてゆきます。

中学受験が終わってほっとしたとき塾の先生からの提案で、歴史的文学の冒頭や有名な詩の暗唱をさせたのですが、驚く速さで諳んじていてびっくりしました。

中学受験に向けて辛いのはほんの少しの間です。それを抜ければ自分の好きなことを思い切り学べるようになるものです。

中学受験を初めて経験する子どもさんや保護者の方にとって、中学受験はわからない事が非常に多いです。

特に、塾の成績と志望校への合否の影響が気になるという方が多いと言えます。実際に合格する事が出来るかどうかは、中学受験本番での成績が最も重要であるために、普段成績が悪い子であっても合格するという事は十分に可能性があるのです。

逆に、普段から好成績を取っていて合格の可能性が非常に高いと認められている子であっても、ミスの積み重ねから不合格となってしまう可能性はあります。

このように、「中学受験に向けて行っている試験対策がそのまま合否に直結するのか?」といった保護者からの問いに対しては、私の意見としては否定的に考えています。受験は普段の実力ももちろん大切ですが、中学受験当日の体調や問題文との相性など、偶然の要素が強いと感じているためです。

そのため、「志望校を一校に絞ったほうがいいの?」という質問を受験生のお母さんから受ける事があるのですが、私は出来るだけ多くの学校を受けるようにすすめています。

私の子どもの経験からすると、たくさんの学校を受ける事により精神的な余裕が生まれ、普段の実力を十分に発揮する事が出来る入試に当たる可能性が高まるからです。
参考サイト